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学級部 令和元年度研修報告③
PTA人権教育実践研修講座に参加して参りました。
◆日時:令和元年7月4日(木)10:00~12:30
◆会場:岡山ふれあいセンター 第2・3・4研修室
◆講師:NPO法人 えんぱわめんと堺 代表理事 北野真由美氏
◆タイトル
「子どもの感情を育み、自らも他者を大切にする関係性を学ぶ~子どもの人権より~」
◎内容
自らの感情をぶつける、価値観を押し付ける、力関係を反映させるといった対人関係の持ち方では、相手を大切にすることができない。相手を大切にするには、次の三点が重要である。
①自分の感情の要因や背景を見つめ直す。
自らのマイナス感情と、相手との対人関係を切り離した上で、どのような表現、どのような行動が適切かを考えると良い。
②相手の価値観についても考える。
人それぞれ育った環境によって違う価値観を持っているのが当たり前だが、つい自分と同じ価値観を持っているものだと錯覚し、「みんなそう思っている」「そうするのが普通だ」「それが当たり前だ」と、相手の言動に評価や判断を加えてしまう。相手を尊重するには、「私はこう思う」という具合に「私」を主語にして思いを伝えると良い。
③相手との境界線がどの位置にあるかを考える。
身体的・時間的・空間的・性的な要因で、人それぞれに心地よい距離感があるが、親と子、上司と部下、多数と少数といった力関係そのままの接し方をしてしまえば、その距離を保てず、相手を傷つけてしまう。相手の立場で、相手の思いを探りながら、その人を大切にすることが重要である。
例えば、会議で意見を言うなと無視されれば辛いのに、自分の意見を親に言う子どもに「口を出すな」と言ってしまうのはなぜだろう。自分のプライバシーは重視するのに、親が子どもの机の中を勝手に見るのはどうだろう。自分が相手の立場ならばどう感じるだろうかという視点が対人関係において欠かせない。子どもへの関わりについても、上記の三点の視点で改めると良い。もし子どもとの関係で問題が生じたときも、おとな同士ならどうかという視点を持って対処すると良い。
子どもたちが将来、周囲の人を大切にすることができるように、おとなが手本となり、おとな同士の対人関係における諸問題について、「相手を大切にする」ことを忘れず、少しでも良い関係を結べるよう取り組む必要がある。



